お知らせ・コラム

M1 Macが登場して、レビューなどを見て購入を考えているかもしれません。筆者の限られた使用実績から開発に向いているかどうかお伝えします（この記事は2021年3月時点の情報です）

筆者は現在、MacBook Air 2018 メモリー16GB SSD512GBのインテルMacを使用しています。事務用の使い方でもファンが回り出し、キーボードの上の部分がかなり熱くなります。iPhoneアプリ開発でXcodeを使用していると、ビルド（プログラムを実行する作業）すると大きなプログラムだとかなりの時間がかかります。開発自体は可能ですが、大きなプログラムだと時間がかかるため、業務としての開発は不向きかもしれません。

少し前、1ヶ月半ほどの期間 開発でM1 Mac miniを使用する機会がありました。レビューでも言われている通り、性能はとても良い印象でした。Xcodeも問題なく動きました。

いくつかの点でM1だからだろう不具合がありました。まず、GitHubは使用できるのですが、筆者が使用しているGitUpというアプリがうまく動きませんでした。Pushするとうまく実行されず、強制的にPushすると履歴に上書きされるという状況でした。

もう一つは、CocoaPodsのインストールが上手くいかない場合がありました。筆者は、M1 Macで上手くいかない場合は、自分のMacBook AirでCocoaPodsをインストールした後で、M1 Macへ移動するという方法で対処していました。

それで、これらの状況からヘビーな開発を行うためにMacを購入される方は、現時点でM1 Macを購入することをよく検討することをお勧めします。

筆者はインテルMacではこうした不具合はなかったため、M1 Macだからだと判断しましたが、こうした不具合がM1が原因なら解消されていくものと思います。

今、開発用にMacの購入を検討しておられる方は、インテルMacかM1 Macかどちらを購入するか、かなり難しい選択をすることになります。他の情報も参考にしつつ、自分に合ったMacを選択できると良いと思います。