アプリ開発 本の選び方
2021.07.25
コラム
iPhoneアプリ開発を学ぶために、本を購入される方も多いと思います。どんな本が良いでしょうか?購入後にどんな点を知っておくと良いでしょうか?初めてiPhoneアプリについて学ぶ方が抑えておくと役立つポイントをお伝えします。
1.発売日が新しい本にする
iPhoneアプリ開発を行う開発言語はSwiftになります。Swiftは毎年、バージョンが上がりその度にプログラムの記述が変更されます。自分の作りたいアプリが載っている本を基準に購入するとSwiftのバージョンが違い、本の通りに行っているのに進めない、という場合があります。初めてiPhoneアプリ開発について学ぶ場合はできるだけ新しい本を購入することをお勧めします。
2.本当に分かりやすそうな本にする
本の表紙から「分かりやすい」というイメージが伝わってきても、それだけでは選ばないようにします。可能なら実際に本の中身をチェックすることをお勧めします。本当に分かりやすそうか自分の目でチェックしてください。
3.著者の意図を確認する
本には「前書き」がある場合が多いです。どのような意図で出版されたのか、対象はどのような人なのか書かれています。自分がその対象になっているか確認することができます。
4.作りながら学べる本にする
筆者もいろいろな本を購入し、iPhoneアプリ開発を学びました。コードが書かれていても、実際に作りながらではない本があります。iPhoneアプリ開発を学び始めた時は、コードを見ながら学ぶというスタイルは長続きしないと思います。実際に簡単なアプリを作りながら、開発を学んでいくスタイルの方が挫折が少ないでしょう。
5.内容がカラフルなものにする
iPhoneアプリ開発の書籍の中には、ほとんど色が使っていないものもあります。そのような本は初心者には難しいイメージがあります。色や絵がたくさん使ってある本の方が図で説明してあったり、内容が分かりやすいイメージがあります。
6.電子版より印刷版がお勧め
印刷版の購入をお勧めします。印刷版は買う前に中身の全体をチェックすることができます。iPhoneアプリ開発を学んでいるときに、書籍とXcode(iPhoneアプリ開発用アプリ)を同じ画面に表示させるとXcode画面が狭くなり、十分に学ぶことができなくなります。さらに印刷版は、書き込みや付箋を付けるなど、後から振り返りやすい特徴もあります。画面が広々と使え、学習しやすいのは印刷版と思います。
7.購入後にできること
iPhoneアプリ開発の本を購入したら、まずその本のホームページを開き、修正箇所について知っておく必要があります。文章の間違いやプログラムの間違いが掲載されています。事前に知った修正箇所に、付箋やマーカーをしておきましょう。そうすることで、本の通りにしているのにできない、ということを避けられます。本の通りに行っているのにできず、前に進めないと挫折の原因になることがあります。事前にチェックしておくなら、不必要にストレスと感じることはありません。
私が経験した中で役立つと思う点をお伝えしました。iPhoneアプリ開発の本は数千円するものが多いです。失敗しないために役立てていただけたらと思います。iPhoneアプリ開発はとても楽しいものです。自分にとって楽しく学べる本が選べるといいですね!
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